もう怒らない!
怒りは、「百害あって一利なし」です。
怒りによるストレスで免疫力が下がって様々な病気にかかりやすくなったります。
また、あなたがいつも怒っていると思われれば、人がどんどん離れていきます。
では「怒り」は、どのようにコントロールできるでしょうか。
その具体的な方法を24個も取り上げて説明してくれているのがコチラ。
「もう怒らない」ための本
怒りは脳で発生します。例えば、あなたがやってもいないミスをあなたのせいにされると怒ります。それは、脳の大脳辺縁系が反応するからです。この部分はカッとするという反応が無意識のうちに起こる部分です。
脳には大脳皮質という部分もあります。ここは人間的な心情を生み出す部分です。怒った方が得なのか損なのか考え、衝動的な行動に走るのをストップさせることができるのが大脳皮質です。大脳辺縁系はアクセル、大脳皮質はブレーキと考えるとわかりやすいでしょう。
イラッとした時にこのアクセルである大脳辺縁系を抑えるブレーキが大脳皮質ですから、大脳縁系を抑制して、大脳皮質を活性化させると怒りはコントロールできるというわけです。
怒りをコントロールするのは単純なメカニズムであることがわかります。
すぐに実践できる方法をいくつか紹介します。
【3秒深呼吸】
なぜ深呼吸がいいのでしょうか。それは頭はイラッとした時のブレーキ役である大脳皮質が酸素が多くなるほど活性化するからです。イラッとしてすぐに3秒間深呼吸することで脳に酸素がたくさん運ばれて、自然と怒りにブレーキをかけてくれます。
ただイラッとした時、多くの人はコントロールできなくて無意識に怒り出す場合もあります。むしろ怒りを感じた瞬間に冷静に考えることはできません。そこで、イラッとしたらすぐに深呼吸することを常に自分に言い聞かせて、反射的にできるようにする必要があります。最初はうまくいきませんが何度も繰り返していると、きっとすぐに深呼吸する癖がついてくきます。
【甘いものを食べる、冷たい飲み物を飲む】
職場で言い合いになった時とか上司に注意された時、怒りが収まらない時があります。そんな時に甘いものを食べるとすぐに血糖値が上がって怒りを抑えられます。勿論、食べ過ぎには注意です。実際に、イタリア人は怒りを感じたらジェラートを食べるみたいです。冷たい飲み物などを飲むこともお勧めです。冷たい飲み物で喉や胃を刺激すると怒りを抑えられるそうです。
この本には合計24個の怒りをコントロールする方法が載っています。さらに知りたい方は、チェックしてみてください。
「もう怒らない」ための本