占いって当たるの?パワースポットって効くの?

禅のちょっといい噺

大好きな占い、パワースポット

占いやパワースポットが大好きな人、多いですよね。
もちろん、モチベーションになったり、気分転換になったり、客観的に自分を眺めたりする分には、とても効果的ですね。

しかし、占いやパワースポットに頼り過ぎると、自分自身が本来すべき努力もせずに、上手くいかなくなると他人や環境のせいにするようになってしまいます。マインドもコントロールされる危険性もあります。自分の運命の行く末は、やはり自分で切り開くのが本来の姿です。

お米(成果)を収穫するためには、まず苗(努力)を植えなければなりません。占いやパワースポットに頼り過ぎるということは、苗を植えずしてお米だけを収穫しようとしているのと同じです。やった分だけ自分に戻ってくるのが、この世の法則です。

今回は、そんなエピソードを紹介します。

種をまかなければ何も実らない

昔々、ある国のお妃さまが重い病気にかかりました。病気が治らないのを心配した王さまは、国中の偉い祈祷師を呼んで治療法を求めました。すると祈祷師たちはこう告げました。

「お妃さまの病気が治らないのは、王さまが神々へ貢ぎ物を怠っているからです。毛の色の違う百種の獣と、一人の子供をいけにえに捧げて祈ってみるとよいでしょう」

そんな時、お釈迦さまが王さまとお目にかかった時に、こう言いました。

「何たるアドバイスだ。米を収穫するには、まず苗を植えなければならない。長生きしようと思うなら、いつも和やかな気持ちで、人に慈しみをもって接しなければならない。智恵を得ようとする者は、学問をしなければならない。誰でも、やったことにふさわしい結果が戻ってくるのだ。欲望のまま自分勝手な生活をすれば決して良い結果は現れない。一人の生命を助けるため、多くの生き物を殺して神々に捧げる代わりに、他人に施すことをまずやってみたらどうですか」

お釈迦様の話を聞いて、王さまは自分の過ちに気づきました。それから人々に施し、王さまとしてやるべきことをしっかりとやり、人々が幸せになるように必死に努力しました。

そうしていくにつれ、お妃さまの病気も次第に回復していきました。

因果応報

「因果応報」という言葉があります。結果には必ず原因がある、と言う意味です。上手くいかない人生を送っているのであれば、それには必ず原因があります。その原因をしっかりと排除すれば、人生も好転します。

悪い結果は悪い行いから、よい結果は善い行いから。
今日も「一日一善」で頑張りましょう!