口は災いの元!沈黙は金なり!!
口は災いの元
しゃべり過ぎた後、後悔してしまうことって結構ありますよね。
私はいつもそうです。
調子に乗ってベラベラと気持ちよく話した後、毎回後悔します。次こそは沈黙しようとその時は強く決意しても、またすぐに同じミスを繰り返してしまいます。
いつも口数の多さで損をする私にピッタリなエピソードがありました。
これからは、話す前にこのエピソードを思い出して、自分を律したいと思います。
ライオンの毛皮をきたロバ
ある麦畑に、頭はライオンで背丈や尾はロバに似た奇妙な動物がやってきました。実は、ある商人が自分のロバに良い麦をたくさん食べさせようと、ライオンの毛皮を頭にかぶせていたのです。
案の定、農夫たちはその姿を怖がって誰も追い払うことができず、ロバはゆうゆうと麦を食べ続けました。
明朝、また商人はロバにライオンの毛皮をかぶせ、麦畑に放しました。
しかし大切な麦を食い荒らされることに腹を立てた農夫たちは、ついにその奇妙な動物を退治しようと、弓矢を持って集まりました。
ほら貝を吹き、太鼓を打ち鳴らして、すこしずつ近づくと、ロバはその音に驚いて鳴き声を上げました。
農夫たちはロバだと分かると、骨も砕けるほど打ち、毛皮をはぎ取って去っていきました。
死んだロバを前に、ロバを飼っていた商人は言いました。
「ライオンの毛皮まとって声たてず威厳示せば、いつまでも食べれた良い麦を、余計な声で自滅したロバのいななき命取り」
ロバが息絶えると、商人もその場を去っていきました。
沈黙は金なり
デキる人を見ていると、決して言葉数は多くありません。むしろ、9割は沈黙を貫き、ここぞという時に言葉を発するので、とても影響力があります。
やはり「沈黙は金なり」ですね。
世の中のニュースを見ていると、調子に乗ってベラベラとしゃべったことで自滅する人も多いですね。例えば、過去に障がい者をいじめていたことを告白した東京五輪開会式の楽曲担当者などは、言葉で自滅したいい例です。
口は災いの元!
沈黙していれば、失言のリスクはゼロ。
「自分が最期死ぬ前に、そんなこと話す?」と自問自答するのも、しゃべりたいという欲求が尽きない口を黙らせるためには、いいかもしれません。